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企業誘致で実現した「セントラルキッチン」稼働開始!~福祉と企業の連携で就労機会を増やしていきたい~


レポート


「リズム木曽呂」(川口市木曽呂)に企業誘致で設置した「セントラルキッチン」が誕生しました。就労移行、就労継続支援B型の利用者様の就労活動の場を増やし、能力を向上させるための就労活動設備です。

今回、リズムの企業誘致に賛同してくださったのは、有限会社ライトライズ様(以下、ライトライズ)。千葉県内で居酒屋(とりのごん助、ひょっこりごん助、焼肉権助)をチェーン展開する企業です。代表取締役の寺本幸司さんは、従業員を大切に扱う経営に取り組まれています。



利用者様の就労経験と仕事の成果を達成させるため支援員がしっかりサポート



ライトライズの担当マネージャー桑原悠輔さんは、「今回の設備投資は、従業員が行ってきた“下ごしらえ”を福祉施設で担ってもらうことで飲食業の長時間労働を解消する狙いがあります。それだけでなく、福祉業界と企業が信頼関係でお互いの事業をより良く前進できる取組みだと確信してチャレンジしました。」と、稼働を翌日に控える中でその意気込みを明るく語ってくださいました。




質の高い商品作りで福祉と連携する経験を積み、お客様に取り組みを伝えていきたいと話すライトライズの桑原さん

以前から、リズムでは“農業”と連携して就労活動の場を広げてきました。利用者様にさまざまな就労訓練を通じて「やりがい」や「希望」を持ってほしかったからです。


同時に、リズムでは就労訓練といえども「クオリティーの高さ」を心掛け、仕事として成果を出すことを大切にしてきました。そのために多少の厳しさもありますが、企業から信頼を得ることが利用者様の就労機会を増やすと考えているからです。


利用者様の仕事への向き合い方は真剣そのもの

今回の「セントラルキッチン」という大規模設備の導入でも、福祉と企業のそれぞれの立場や経験から何度も意見を交わし、調整しながら丁寧に準備を進めてきました。現場には担当支援員を2人配置して調理や機材の扱い方を習得しました。さらに、利用者様も職員とライトライズの経営する居酒屋を事前に訪問し、これから始まる作業がどのように実を結ぶのかを直(じか)に体験しています。利用者様の就労活動への期待が日常の関わりから感じられ、職員の励みにもなっています。






▼有限会社ライトライズ公式HP


▼リズム木曽呂/川口市木曽呂778-4 

・就労継続B型

・就労移行の施設

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